いよいよプログラミング元年

いよいよプログラミング元年

2020年の4月から新学習指導要領の前面実施に伴い

全国の小学校でプログラミング教育が必修化になります。

2021年からは中学校、2022年からは高校でも必修化されます。

What’s Programing ?

このサイトをご覧になっておられる方は既にご存知かと思いますが、改めて「プログラミング教育」について触れてみたいと思います。

プログラミング教育って何?

2020年から始まるプログラミング教育は、プログラマーになるための勉強ではなく

プログラミング的思考と言われる「問題解決力」や「論理的思考力」を

小学校から段階的に身に付けることを目的とするとしています。[文部科学省]

プログラミング教育は必要?

今やスマートフォンの無い生活は考えられないでしょう。

AIやビッグデータという言葉を聞かない日はないでしょう。

 ITはこの10年ですさまじい進歩をし、今後もその勢いは増していきます。

2030年には79万人不足すると言われているIT人材を育成することや

AI時代に対応できる人材を育成することがプログラミング教育のねらいです。

プログラミング教育は学校で十分?

大学の教職課程においてもプログラミング教育という単位がまだ揃っていない状況。

もちろん現職の先生方が学んだ時代では影も形もありませんでした。

国が方針を打ち出したものの、明確な目標や評価もなく手探りの状態でスタート。

年間で2時間の実施が目標とされているくらいハードルが下げられていて

家庭科の調理実習を経験して料理が出来ると言っている程度と言えるでしょう。

プログラミング元年はどうなる?

現場で頑張っておられる先生方には大変申し訳ない言い方ですが、少なくとも今年は正直言って十分な授業としては実施できないでしょう。

先生方と授業案や教材を一緒に考えた立場からすれば、やる事自体に意味があると言いたいぐらいなんですが、

トラブルも無くスムーズに授業が完結すれば、それで今年の目標はクリアと言ってもいいぐらいです。

 

一部の先生は専門知識をお持ちですし、そうでない先生でも熱心に研修を受けたり研究されたりと、頑張っておられるのは十分承知しています。

しかし、それを本当に全ての学校で全ての先生が出来るのか?と言えば、結局お仕着せ型の授業になってしまうのが否めません。

しかも、それが授業として成立するまで完結出来る気がしません。それぐらい準備としては不十分な状況です。

具体的な話は書ききれませんので、しばらくの間このトピックについては連載にして行きたいと思います。

 

 

 

すべての子供にプログラミング体験を

とにも角にも、まだまだ本格的に動き出すには時間がかかりそうな状況ですから、保護者の方々からすれば学校や先生方の体制が整うまで指をくわえて見ているわけにもいきません。

じっと待っていても、子供達はどんどん成長していきますし、社会はどんどん進歩していきますから、子供達が将来必要な知識や経験を学べる時に学ばせてあげたいと思うのが親心です。

サニーアカデミーでは、全ての子供達にコンピューターサイエンスに触れる機会を提供するために、無料プログラミング体験を毎週開催しています。

学校で学べる時期を待つよりも、まず無料体験してみませんか? 夏休みに開校して以来すでに200名を超える子供達が体験しています。

入会のいかんに関わらず、どなたでも気軽にプログラミング体験していただけます。皆様のご来校お待ちしております。